湯河原十景 +(会期:2025.10.26-2.2)
湯河原と縁の深い平松礼二の「湯河原十景」を展示する企画展です。
1 概要
「湯河原十景」とは、平松画伯が湯河原の四季の風景を描いた連作であり、2017年9月頃から2018年12月までに制作された20点の中から、人気投票で選定された10点の額装に1点の4曲1双屏風を加えた、合計11作品を意味します。今回の企画展は、「湯河原十景」に、上記の人気投票で選外となった作品である「大観山和気香風」(2018年)などを加えて、+(プラス)と題するものとなっています。
2 雑感
平松画伯の作品は、652×910mmや727×910mmなどの大型の麻紙に、群青色、黄土色、桜色その他の鮮やかな色彩によって、自然の四季折々の世界が形作られており、繊細さと力強さを感じました。中でも、各1800×3400mmの4曲1双屏風である「印象・湯河原梅林図」(2018年)は、群青色の空の下の幕山のシルエットが、その裾野にある紅白の梅林とともに、4曲の屏風一杯に描かれており、圧巻の迫力でした。
3 美術館について
町立湯河原美術館は、1998年に老舗旅館を改装して開館した後、2006年に平松礼二館を開設し、2017年には平松画伯の公開アトリエと資料室を公開しました。老舗旅館の趣のある庭園もあり、「モネの睡蓮の株」も育成されています。下記の写真は、美術館のファサードです。

