黒田記念館ー2026.2.15

常設展示(展示期間:2026.1.1-4.5)

一昨年に没後100年を迎えた黒田清輝画伯(1866-1924)の作品の常設展示です。

1 概要

油彩画を中心とした、全25作品の常設展示です。入口正面の壁に、フランス滞在中に制作された「赤髪の少女」(1892年)が展示されていました。


帰国後の作例も、多く展示されていました。下記の作例は、雪の積もった自宅の庭を描いた「雪」(1922年頃)です。

2 雑感

黒田画伯の作品は、年月の経過によりやや暗くなったものもありますが、いずれも高い透明感がありました。風景画にせよ肖像画にせよ、澄んだ空気の向こう側に造形が浮かび上がるようでした。

3 美術館について

黒田記念館は、黒田画伯の遺言に基づいて、1928年に竣工された美術館であり、現在は、東京国立博物館の所管となっています。本美術館は、油彩画170点等を所蔵しており、黒田記念室において、展示作品を入れ替えつつ、常設展示するほか、特別室において、年3回、「湖畔」(1897年)、「智・感・情」(1899年)等の代表作品を公開しています。

上記の写真は、黒田記念室の入口付近に設置された、高村光太郎制作の彫像です。