モーリス・ユトリロ展(会期:2025.9.20-12.20)
パリの街角や地方の教会など、フランスの伝統的な風景を描いた作品を、ユトリロ(Maurice Utrillo)の生涯とともに振り返る展覧会です。

1 概要
ユトリロの主要作品を、「モンマニー時代」、「白の時代」そして「色彩の時代」の3章に分けて、表現方法の変化に伴う質感や色彩の変遷を辿ることができます。下記の作例は、「白の時代」の代表作である、「『可愛い聖体拝受者』、トルシー=アン=ヴァロアの教会(エヌ県)」(1912年頃)です。

2 所感
3章のうちメインとなるのは、ユトリロの全盛期といえる「白の時代」で、他の章の倍くらいの作品が展示されています。とはいえ、ユトリロ作品を象徴する建物の白壁は各章を通じて現れてくるので、章毎の明確な区切りは見つけづらいと思いました。白壁の町並みの中を、一人散策しているような感覚を覚える作品が多かったです。
3 付記
常設展示作品である、ゴッホの「ひまわり」です。比較的小さな作品が多いユトリロの作品を観た後には、より大きく見えました。

